↑上記は、bodyに記述した文章に、文字の置換を行っています。「全ソース開閉」のボタンを押して、文章を見てみて下さい。
何度も繰り返し出てくる長い言葉やタグを、簡単な文字に置き換えして、文章記述をラクにするJavaScriptです。
実際の文章では「●」と記述した文字が、画面では「javascript(ジャバスクリプト)」と表示されています。改行タグも置換しています。
今回の文章では、5種類の置換を行っています。具体的に説明します。
replace(/置換前の文字/g,"置換後の文字")が、基本の形です。
「A」を「a」に置換、「B」を「b」に置換、「C」を「c」に……というふうに、複数の置換をする場合は、JavaScriptのソースの中で、
××= ××.replace(/A/g,"a").replace(/B/g,"b"); と記述してある部分に、「.」を付けて継ぎ足していってください。
××= ××.replace(/A/g,"a").replace(/B/g,"b").replace(/C/g,"c").replace(/D/g,"d");
記述の最後は「;」で止めます。
それでは今回の5種類の置換について説明します。
まず、「●」は replace(/●/g,"javascript(ジャバスクリプト)")の記述で、「javascript(ジャバスクリプト)」と表示されます。全部で4ヶ所あります。
replace(/!/g,"<br>")で、「!」は「<br>」と表示されます。
そして、残りの3種類は、「<span style=""></span>」を3つに分解して指定しています。
1つ目は、「{」で「<span style="」へ、2つ目は「}」で「">」へ、3つ目は「%%」で「</span>」へと置換します。
「.replace(/{/g,"<span style=\"").replace(/}/g,"\">").replace(/%%/g,"</span>")」の部分が、その記述部分ですが、その中に「\」が記述してあります。
これはJavaScriptには、「"(ダブルクォート)」で2重に囲んではいけないというルールがあるためです。
それに関する詳しい説明は、とほほのWWW入門を読んで下さい。自分で置換文字を指定したい時の役に立ちます。
この3種類の置換によって、「{color:#ff0;font-weight:bold;background:#099;}キラキラ星が〜〜冬には雪%%」という文章の記述で、画面表示は、「キラキラ星が〜〜冬には雪」になります。
また置換文字同士を組み合わせて、「{color:#00f;}●%%」の記述で、「javascript(ジャバスクリプト)」の表示になります。
実は、「%」ではなく「%%」で「</span>」へと置換としているのは、最終行に「{font-size:120%;}」を使用しているからです。
「置換前の文字」に使用する文字は、置換文字領域である<div id="Tbox">〜〜</div>の中では、置換目的以外には使用できません。
置換目的以外にその文字を使用すると、表示がおかしくなるので、充分に気を付けて下さい。
見本の置換の指定は、自分の都合に合わせて自由に変更可能です。
削除してもいいし追加してもいいし、置換文字を変更しても大丈夫です。
複数の置換方法の参考サイトはYAHOO!知恵袋から。
bodyに直接記述する置換方法は教えて!gooから。